趣味でブログを書き続けて15年。
お仕事としてブログ書き続けて幾年月。
数多くの方から
「ブログってどうやって書くんですか?」
「ネタってなくなりませんか?」
というご質問を頂きます。
きっと皆様が聞きたいのはライティングスキルの話とか、SEOキーワードを意識したネタ探しとかではなく、面白いブログの書き方なのではないかと思いました。
そういう訳で今回は
- ブログを書きたいけど書き方が分からない
- 面白いブログを書けるようになりたい
- みんなに読まれるブログを書きたい!
といった方を対象にブログの書き方講座をやっていきたいと思います。
目次
面白いブログの書き方を覚えよう
面白いブログと一言にいっても、人によって面白いと感じるブログのジャンルは違います。
ジャンルは違えど、面白いと多少なりとも感じるブログには共通点があります。
- 読みやすい
- 構成がしっかりしている
- 感情移入がしやすい
面白くないと感じるブログの多くはこの3つのポイントが足りていません。
そして、面白くないブログには共通点があります。
面白いブログの書き方の前に
面白いブログの書き方を覚える前に、どうして面白くないブログになってしまうのかを知る必要があります。
面白くないブログには3つの特徴があります。
- 更新されていない
- 「日記」になっている。
- 内容が薄すぎる
多くの方が、ブログを初めて1ヶ月と持たずに辞めてしまいます。
その理由は「更新が続かない」からです。
ではなぜ更新が続けれないのか。
「書き方が分からない」
「書くネタがない」
あなたもそんな理由でブログの更新が滞っていませんか?
アフィリエイトやブログからの集客を目指す方でしたら、明確な目標が有るため更新が捗ります。
ですが、なんとなく初めた方はきっとそこまでのパワーがなく直ぐにネタがつきてしまいます。
ですが、実はネタはそこら中に転がっているんです。
RSSリーダーなどを活用して、ネタ探しをしてみましょう。
もうすでに書かれているネタであっても、あなた自身の解釈・視線・切り口でブログを書いてみましょう。
きっと全く新しい、あなたオリジナルのコンテンツが出来上がります。
そう、ブログにはこのコンテンツが必要なんです。
ブログと日記の違い
まず今回のブログの定義ですが、集客や受注といった何かしらの結果を得るためのブログと定義します。
日常を綴るだけの日記とは違い、アフィリエイトや集客といったことを目的としたブログは必ずターゲットが存在します。
では例として「ラーメン」を題材に日記とブログの違いを説明していきます。
日記
「おかだラーメン」
社長に岡田ラーメンって加古川で有名なラーメン屋につれてってもらいました。
播州ラーメンって初めて食べたけど美味しかった!
また来たい!
—終わり—
日記の場合、このように日常を綴る文章なのが特徴です。
読み手にはすごく伝わりやすいのですが、どれだけ情景を書き加えたとしても、その情景以上の情報は伝わりません。
ブログ
「加古川一の激ウマラーメン店 二代目おかだラーメンに行ってみた!」
社長と専務に誘ってもらい加古川一の激ウマラーメン屋 二代目おかだラーメンに行ってきました!
食べログの★も3,52とかなり高く、お店に着く前から期待に胸が踊ります!
会社から車でおかだラーメンに向かうと、平日のお昼過ぎという通常のお店だったら、すんなりと入れる時間帯でもウェイティングができていました。
お店の中も外も、常連さん!といった感じの方が多く、都会の有名店とは違い「地元に愛されている」という言葉がぴったりのラーメン屋です。
—略—
肝心のラーメンはというと、播州ラーメン特有の旨味のある甘めの柔らかい醤油味。
厚みのあるチャーシューも、とろとろの脂身と程よい硬さの赤身がとてもいいバランス。
別で注文した白ご飯と一緒にかき込むと、ラーメンと飯だけでも箸が進みます。
上司との会話も忘れて一心不乱にラーメンを食べてしまうほど心を奪われてしまいあっという間に完食。
こんなにも麺・スープ・チャーシューのバランスがよく、それぞれのクオリティが高いラーメンが540円とは驚きです。
これなら毎日通う常連さんがいるのも納得です。
加古川に来る際は時間を無理に作ってでも足を運ぶべきラーメン店です。
—終わり—
先程の日記とは違い
- 食べログの情報
- 地元の人気店
- ラーメンの評価
という3つのポイントが文章の中に散りばめられています。
情報量の多さが、コンテンツとしての質を高め読者への情報提供に繋がります。
そして、この情報提供が面白いブログの書き方で1番大切なポイントとなり、ブログを通じて疑似体験を提供することを意識することで面白いブログが書けるようになります。
面白いブログを書く3つのポイント
では、疑似体験を提供する面白いブログの書き方を3つのポイントに分けて説明していきます。
誰に伝えたいか
まず、ブログのターゲットを明確にする必要があります。
単純に
- 誰に読んでもらいたいか
を第一に考えればいいでしょう。
先ほどの例文であれば
- ラーメン好き
- おかだラーメンが気になってる人
- 加古川に住んでる人
といった読者が候補として上がるでしょう。
そういった人が読んで行きたい!となる文章を意識して書いていくことが重要です。
何を伝えたいか
面白いブログの特徴として、「伝えたいことが明確」という共通点があります。
ブログ1記事毎にテーマやコンセプトをしっかりと決めることで、伝えたいことが明確になります。
例文では
- 食べログの評価が高い
- 地元の人気店
- チャーシューがうまい
といった情報を伝えるための文章作成を心がけています。
伝えたいことが伝わる文章の書き方を意識すれば、伝わる面白いブログが書けるようになるでしょう。
読み手にどうしてほしいか。
- 誰に
- 何を
この2つが明確に決まったら、最後に読み手が読んだ後の行動を盛り込んでいきます。
- アフィリエイトボタンのクリック
- 問い合わせへの誘導
- 実店舗への集客
ゴールはブログそれぞれ異なるでしょうが、読み手をゴールへと誘導する文章を上手く盛り込んでいきましょう。
最後の1,2行意識するだけで全くその効果が変わってきます。
感情移入しやすい面白いブログにするテクニック
面白いブログは総じて読みやすく、感情移入しやすい傾向にあります。
そこで、ここからは読み手が感情移入しやすくなり、納得してもらいやすくする為のテクニックをご紹介します。
説得力を出すために「自分」を登場させる
「友達の山田さんが美味しいって言ってたのでオススメです!」
とはじめるよりも
「ラーメン大好きな私がオススメのお店です!」
と初めた方が断然説得力が違います。
経験談を話していると読み手が受け取ることで、ブログへ感情移入しやすくなります。
自分を多く登場させ、自分の意見や体験談を書いていくようにしましょう。
2chのまとめサイトや知恵袋では、回答者やコメントしている1人1人の意見がリアルに伝わる為、感情移入がしやすいのが特徴です。
同じように面白いブログを書くためにも、「自分」をおおく出すことで
「私もそう思ってた!」
という感情が引き出しやすくなります。
更に説得力をつけるための「事例」「情報」などを追加する。
何かを紹介する場合、「事例」「情報」を追加するようにしましょう。
「100人が選んだ大阪の美味しいラーメン店・第一位は!」
というブログを書くとしましょう。
その際、100人のアンケート結果や取り上げたプレスリリースなどの情報元を載せましょう。
載せているのと載せていないのでは説得力がまるで違います。
載せていない場合「え?何の情報?」となりかねません。
「食べログで☆4以上のお店まとめました!」
なんかだと食べログの知名度なども相まって、記事の説得力があがります。
「某グルメサイトで☆4以上のお店まとめました!」
ではなんだか怪しさが出てきますもんね。
写真や見出しを上手く使い読みやすいブログに仕上げる
面白いブログというのは、どれだけ長くてもあっという間に読めてしまえた。と思わせれるだけの読みやすさがあります。
ではその読みやすさはどのようにすれば手に入るのでしょうか。
- 見出し
- 写真
- 文字の余白
を調整するだけで、簡単に読みやすいブログに改善することができます。
Wordpressなどを使用している場合は、多くのテンプレートですでに文字の余白などは調整されています。
しかし実際に記事を書く時の改行などを少し見直してみるだけで劇的に読みやすくなることも多々あります。
また、h2タグやh3タグと行った見出しタグを正しく使うことで読みやすさの向上にも繋がります。
更に読者が「今どのテーマについて話しているのか」が理解し易いため、迷子にならずにすむでしょう。
最後に、視線は「写真・画像」に吸い寄せらせる性質があります。
そのため、写真を要所要所に配置することで、長いブログでも飽きずにスムーズに読んでもらうことができます。
フリー素材などを活用してブログを今以上に読みやすく改善してみましょう。
▶商用利用可能なフリー素材サイトを10サイトまとめました。
三段論法やランディングページ作成テクも参考にしてみよう
▶「三段論法」を活用してプロの説得力を手に入れるライティング手法
▶失敗しないランディングページ作成法を100サイト解析したら見つかりました。
▶初頭効果・終末効果(親近効果)を活用した心理学的ライティングテク
自分なりの面白いブログの書き方を探していこう
ブログの書き方は十人十色です。
あなたなりのブログの書き方を見つけ、面白いブログの書き方を模索してみて下さい。