初頭効果・終末効果(親近効果)を活用した心理学的ライティングテク

「第一印象が大切」

あなたもそういった言葉を今までに幾度となく聞いたことがあるかと思います。
第一印象はどれほどの時間で作られるかご存知ですか?

実はたった7秒で人の第一印象は決定されてしまうんです。
私たちは、無意識のうちに初めてあった人の第一印象を一瞬で決定してしまっているんです。
心理学ではこのことを「初頭効果」と呼びます。

また「終わりよければ全てよし」なんて言葉もよく聞きますよね。
あなたも一番最後に起こった出来事や聞いた情報が最後まで強く印象に残った経験があるでしょう。
この事を心理学では終末効果(親近効果)と呼びます。

  • 初頭効果
  • 終末効果(親近効果)

人は「最初」「最後」に与えられた情報に対して強い印象を受ける事がこの事からわかります。
マーケティングを行う上でも初頭効果・終末効果(親近効果)はとても重要です。

今回はライターにかぎらず、マーケティングに関わる人であれば必ず知っておきたい2つの効果について解説していきます。

初頭効果と終末効果(親近効果)を活用した心理学テク

初頭効果・終末効果(親近効果)を活用した心理学的ライティングテク

  • 初頭効果
  • 終末効果(親近効果)

心理学用語で聞くと少し難しそうに感じてしまいますよね。
私もちょっと拒絶反応が出そうになります。

ですが、実はそんなに難しい概念でもありません。
心理学だからと見を構えることなく、

「あー!なんか知ってるかも!」

「そうだったんだ!使ってみよ!」

と素直に思えるものばかりです。
見を構えず気楽に読んで、参考にしてくださいね。

初頭効果

初頭効果・終末効果(親近効果)を活用した心理学的ライティングテク

まず初めに初頭効果の解説から初めていきます。
初頭効果と聞くと難しく感じるかもしれませんが、要は「第一印象」の事です。
冒頭でも述べた通り、出会ってたった7秒で第一印象が決まってしまいます。
その第一印象は最大で3年持続するとも言われています。
一説では2時間深い話を続けてやっと第一印象が変わったという話しもあるほど、第一印象を変える為にも膨大なエネルギーが必要となります。

初頭効果を上手く活用し第一印象をコントロールする

そんな一瞬で決まってしまう第一印象ですが。
初頭効果を理解することで、どのような印象を与えたいかをコントロールすることが出来ます。
1946年、ポーランド出身のユダヤ人心理学者ソロモン・アッシュ(Solomon Asch)が以下のような実験を行いました。

ある人物の特徴を2つのグループに以下のように伝えました

Aグループ:知的ー勤勉ー衝動的ー批判的ー頑固ー嫉妬深い
Bグループ:嫉妬深いー頑固ー批判的ー衝動的ー勤勉ー知的の順番で伝える。

するとAグループは、知的という印象が深く残ったことで「好印象」を覚えました。
しかし、Bグループは嫉妬深いという印象が深く残った事で「悪印象」を覚えてしまいました。

このように、初めに与えられた情報が作用して、第一印象が形成されていくのが分かります。
もしあなたが「優しい人」と思われたいのであれば、まず初めに「優しい」と思ってもらえる行動を取りましょう。

あなたが得たい「第一印象」を初頭効果の心理学テクニックを上手く活用して獲得しましょう。

初頭効果のライティングへの応用

では、初頭効果をどのようにしてライティングに応用していくのかを解説していきます。

初頭効果をライティングに取り入れることのできる場面は2つあります。

  1. キャッチコピー
  2. 記事作成の構成

一つ目のキャッチコピーはいわば、ホームページへの流入を促す大切な文言です。
第一印象を決定づける最高のキャッチコピーがホームページ全体の印象につながります。
二つ目は記事作成の構成です。
例文と合わせて解説します。

「彼は優しいけど、怒ったら怖い」

「彼は怒ったら怖いけど、優しい」

この2つの文章は本質的には同じ文章です。
ですが、「怒ったら怖い」が初頭効果として現れている後半ではとてもネガティブな印象をうけます。

初頭効果をライティングテクニックとして取り入れる場合、

  • 「形容詞」
  • 「ポジティブ要素」
  • 「ネガティブ要素」

このポイントに配慮してライティングを行っていきます。
商品紹介の記事を執筆する際。

A「この洗剤は環境にも優しく洗浄効果もとても高くWHOからも認定されている洗剤です。価格は1万円!

B「価格1万円のこの洗剤!環境にも優しく洗浄効果もとても高くWHOからも認定されている洗剤です。

ここでは「ネガティブ要素」「1万円」に設定しています。
洗剤で1万円って高すぎると思うんですよね。(私の感覚的に)

さて、AとBで印象が異なるのがお分かり頂けましたでしょうか?
Aはポジティブ要素が前半に配置されているため、後半の「価格は一万円!」の印象が弱まります。
Bはネガティブ要素が前半に配置されているため、「価格1万円」というのが最後まで尾をひいてしまい、高い洗剤という印象が残ってしまいます。

「どの要素を印象づけたいか」を考えて、文章の構成を考えていくようにしましょう。

終末効果(親近効果)

初頭効果・終末効果(親近効果)を活用した心理学的ライティングテク

続いて終末効果(親近効果)を解説していきます。

「終わりよければ全て良し」

そんな経験は誰もがしたこと有るかと思います。
逆に、「ずっと楽しかったのに、最後だけが最悪だった!」なんて場面にも出くわしたことあるでしょう。

心理学用語でこの事を「終末効果(親近効果)」と呼びます。
初頭効果とはまた違った性質の終末効果(親近効果)を無意識のうちに取り入れている人は少なくありません。

「商談の最後に突然印象に残る話をする」

「会議の最後に鋭い発言をする」

あなたもこんな状況に出くわしたことありませんか?
そう、それが終末効果(親近効果)です。

心理学テクニックと言われると難しく感じますが、実はとても多くの場面で私たちは出会っているんです。

ライティングへの終末効果(親近効果)の応用

ではライティングにどのように終末効果(親近効果)を応用していくのか。
きっとあなたも知らず知らずのうちに終末効果(親近効果)を活用したライティングに触れています。

特に楽天でショッピングを楽しむ方なんかは、商品購入前の文言で購入を決めた!なんて方も多いはずです。
そう、購入ボタンの直前に配置されている文章こそが、終末効果(親近効果)を最大に得られるポイントになります。

商品の印象を最高のものにする、渾身のライティングを商品説明の最後に盛り込みましょう。
心理学テクニックと聞いて「難しそう」と思っていたあなたでも、終末効果(親近効果)をすぐに使えそうですよね。

終末効果(親近効果)の活用でCVRを向上させる

終末効果(親近効果)を狙ったライティングを行うのは、文章の後半です。
簡単な例文で解説します。

Aパターン

二人暮らしに最適のダブルベッド

送料無料で玄関先まで配達します。

今あるベッドも引き取ります

Bパターン

二人暮らしに最適のダブルベッド

今あるベッドも引き取ります

送料無料で玄関先まで配達します。

「送料無料で玄関先まで配達します。」がセールスポイントです。

Aパターンで隠れてしまっているセールスポイントも、Bパターンでは終末効果(親近効果)から印象が強く残ります。
一番強調したいポイントを文章構成の最後に持ってくるように心がけましょう。

初頭効果と終末効果(親近効果)どちらが結局重要なのか。

初頭効果・終末効果(親近効果)を活用した心理学的ライティングテク

「結局はじまりが重要なの?終わりが大切なの?」

よく分からなくなってしまいますよね。
率直に答えを述べるとすれば

  • 潜在ワードを狙う場合は「初頭効果」
  • 顕在ワードを狙う場合は「終末効果(親近効果)」

この2つに分けるのが最適です。

潜在ワード
まだ悩みを持っていない層にアプローチするキーワード
顕在ワード
悩みを解決したいと思っている層にアプローチするキーワード

「潜在ワード・顕在ワードと聞いてもわからないよ!」

そんな方も安心して下さい。
もっと分かりやすく解説していきます。

顧客の分類に合わせた戦略を

【webマーケティング講座】ブログを使った適切な集客法

上記の記事で触れていますが顧客を

  1. 潜在顧客
  2. 見込客
  3. 既存客
  4. 固定客

と4パターンに分類することで、初頭効果と終末効果(親近効果)のどちらを使えば良いのかが見えてきます。

潜在顧客はまだ、貴方のサービスを知らない。

ただインターネットサーフィンをしているだけ。

そんな顧客を獲得するためにはまず「記事を読んでもらわないといけません」
そこで活用したいのが心理学テクニックが「初頭効果」です。
見込み客・既存客といった、すでに貴方のサービスを知っている層にはどのようにアプローチするのか。

相手の購買欲を最高潮にするために「終末効果(親近効果)」の心理学テクを活用してライティングを行います。
ランディングページなどは「終末効果(親近効果)」を効果を存分に感じることができます。

このように、ターゲットとした顧客層に合わせて初頭効果と終末効果(親近効果)を使い分けましょう。
ペルソナシートなどを作成し、合わせてどのようなライティングを行っていくかも考えるのも一つの手ですね。

ユーザー目線を手に入れるペルソナマーケティングの手順と分析手法

初頭効果と終末効果(親近効果)を活用して印象強い記事制作を

今回はライターにスポットを当てて、ライター目線での初頭効果と終末効果(親近効果)を解説いたしました。
心理学テクを上手く活用することで、印象に残る記事作成を行う事が可能になります。
文章力向上にも一役買いますので、

「心理学って難しそう」

と思わず、積極的に勉強していみましょう。
初頭効果と終末効果(親近効果)のテクニックは記事を書く時以外にも沢山活用できる場面は現れます。
覚えておいて損はありませんよ。

三段論法も合わせて活用することで説得力UP!

「三段論法」を活用してプロの説得力を手に入れるライティング手法

初頭効果と終末効果(親近効果)だけでは説得力のある記事作成はできません。
心理学テクニックだけではなく、三段論法と言ったテクニックも併用することで更に質の高いライティングが可能になります。
とても難しそうに感じるかも知れませんが、心理学に比べてもサクッと覚えられるような内容です。
是非とも合わせて参考にしてみて下さい。

SEOライティングも合わせて行いアクセスアップ!

SEOライティングでPVを馬鹿みたいにUPさせる5つのポイント

論文の執筆や雑誌などへの寄稿であれば、初頭効果と終末効果(親近効果)や三段論法の活用で質の高い記事がかけるでしょう。
ですが、ブログ執筆やSEOテクニックが必要な場合は、SEOライティングの知識が必要となってきます。
従来のライティングテクニックとはまた違った技術が必要です。
特にWEBライターの方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

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WEB DIRECTOR

マンノカズミチ

バンドマンを経て、台湾で日本語教師をしてましたが、2016年より株式会社AWESOMEにてWEB開発とコンテンツ制作を担当しております。SEO対策と記事執筆が得意分野です。こっそり台湾と日本のハーフです。

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