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「三段論法」を用いて説得力を手に入れるライティング手法

  • 文章を書いても書いても質があがらない。

  • 質の高い文章の書き方が分からない。

  • 説得力の高い文章をどうかけばいいか分からない。

そんな問題、あなたも抱えていませんか?
今回はそんな悩みを古代ギリシアで提唱された「三段論法」を活用することで解消できます。

全ての人間は死すべきものである。

ソクラテスは人間である。

ゆえにソクラテスは死すべきものである。

※ソクラテスはアリストテレスの師匠

というのが三段論法です。
なんとなく学校で習った記憶がよみがえってきましたか?
アリストテレスの唱えた「三段論法」
この三段論法をライテイングに取り入れることで、

  • 論理的に整理された文章

  • 説得力の高い文章

を簡単に書くことができます。

三段論法が活躍する場面は他にもとても多くあります。
ライティングはもちろん、商談やプレゼンなど、言葉を必要とする場面ではいつでも活用できます。
説得力を手に入れる為にも、是非三段論法をマスターしましょう。

目次

三段論法

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三段論法は推論の手法の一つ。
推論には

  1. 演繹法
  2. 帰納法

上記2パターンがありますが。
アリストテレスの唱えた三段論法は演繹法にあたります。

一般的、普遍的なルールから論理的に推論することで、結論として答えを導き出す思考法です。
ライテイングする際、起承転結を必ず考えます。
三段論法も併用して考えていくことで、記事の説得力が得られます。
では三段論法の具体例を交えて解説していきます。

三段論法の具体例

大前提
全ての人間は必ず死ぬ

小前提
マンノは人間である

結論
マンノは死ぬ

大前提>小前提>結論といった流れで論理的に結論を述べています。

  • 全ての人間は死ぬ

といった普遍的なルール/原理が大前提として初めに述べられます。

  • マンノは人間である

マンノは日頃、妻に私は神だと言い続けていますが人間です。

よって

  • マンノは死ぬ

    という結論が導き出されます。
    三段論法を活用することで、論理的に筋道の通った内容の文章を執筆することが可能になります。
    筋の通った文章を書ける/考えられるということは、社会人にとってとても重要です。

商談・プレゼン・ライティング・コンテンツ制作

多くの場面で説得力が求められます。
説得力を得る手法の一つとして三段論法は是非とも活用していきましょう。

三段論法の注意点

三段論法を活用する際に注意しなければいけないポイントにも解説していきます。

大前提>小前提>結論という構造で推論を行っていく三段論法を使う際一番気をつけないといけない事が、

大前提が正しいか

という点です。

大前提には、一般的・普遍的なルールや原理を述べると説明させていただきました。
ですが、その大前提間違っている可能性もあるという事がポイントです。

推論の技法でもあるこの三段論法は、内容の保証をするものではないのです

大前提
全ての人間は必ず死なない

小前提
マンノは人間である

結論
マンノは死なない

論理的にはあっていそうですが、大前提が間違っているため内容的には間違っています。
三段論法を活用する上では、

  • 前提に間違いがないか

をしっかりと検証する必要があります。

ライティングへの活用

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それではライティングへの活用を実際に例を上げながら解説していきます。
三段論法の概要がすでに頭に入ったことかと思います。
ライティングでの三段論法は記事全体にも、導入部分にも使う事も可能です。
特に導入部分は記事を読んでもらえるかどうかの大切な部分ですので、積極的に活用していきたいポイントです。
是非今日のライティングから活用できるように、練習していきましょう!

主題

まずライティングを行う上で「主題」が必要となります。
主題を決めずにライティングを勧めてしまうと、記事の起承転結を決めることもできません。
「どのような記事を書くのか」を明確にするためにも主題はしっかりと設定する必要があります。

これは三段論法関係なく、ライティングにおいての基礎です。
WEBライティングにおいては特に「タイトル」が重要です。
主題をタイトルと置き換えても良いかもしれませんね。

例としてこんなタイトルで話を勧めていきましょう。

「調理未経験でも行列のできるラーメンを作れる究極スープ」

大前提

主題や記事の方向性が決まったら、いよいよ三段論法を活用していきます。
主題やタイトルをしっかりと支えるための大前提を述べていきます。
前にも述べたとおり大前提が間違ってしまうと結論も間違った結果になってしまいます。
主題を支える役割をしっかり担える、大前提を作成していきましょう。

「調理未経験でも行列のできるラーメンを作れる究極スープ」

大前提

料理が全くできなくても問題ありません!

15年にも及ぶ研究の結果「最強のレシピ」が完成しました。

科学的に「味」を解析することで、日本人の80%が「おいしい」と感じるラーメンスープの開発に成功しました。

根拠のありそうな数字を入れる事によって、読者の記憶に残りやすいようにライテイングしていくのもコツです。
タイトルに対して

「研究の結果できた最強レシピ」「日本人の80%が美味しいと感じるラーメンスープ」

という文言でしっかりと土台をつくり、大前提を述べています。

小前提

小前提では大前提の説得力を増すためにもっと深く掘り下げてきます。
大前提が証明できるデータなどがあれば更にいいでしょう。

小前提

その究極のラーメンスープをラーメン店への卸限定で販売いたします。

調理方法も「レンジでチンするだけ」なので「料理人による味のブレ」が100%ありません。

さらに1000人に実食レポートしていただき800人が「おいしい」「また食べたい」と評価したレシピです。

調理未経験でも作れる理由がここでは述べられています。
具体的な数字を出すことによって、更に説得力が増すことでしょう。

結論

最後に三段論法の結論を述べていくのですが、今回の文章は三段論法の原則からは少し外れてしまっています。
ですが、三段論法を活用した文章がこんな感じになるんだ。
という雰囲気は感じ取ってもらえるのではないでしょうか。
では完成した文章は下記の通りです。

「行列のできるラーメン店をたった一ヶ月で開店させることができるたった一つの方法」

大前提

料理が全くできなくても問題ありません!

15年にも及ぶ研究の結果「最強のレシピ」が完成しました。

科学的に「味」を解析することで、日本人の80%が「おいしい」と感じるラーメンスープの開発に成功しました。

小前提

その究極のラーメンスープをラーメン店への卸限定で販売いたします。

調理方法も「レンジでチンするだけ」なので「料理人による味のブレ」が100%ありません。

さらに1000人に実食レポートしていただき800人が「おいしい」「また食べたい」と評価したレシピです。

結論

80%の方が「また食べたくなるスープ」。

多くの人に食べていただくだけで簡単にリピーターを獲得できます!

料理経験のない方でも行列店を作ることを可能にしたラーメンスープ。

是非ともご活用ください。

説得力を高めて高めて、最後に結論としてまとめます。
こうすることで文全体の筋がブレずに、説得力の高い読みやすい文章として仕上げることができます。
実際にはこういったラーメンスープはないのですが。
説得力のある文章になったのではないでしょうか。

まとめ

三段論法を活用することで、文の構造などをしっかりと組むことができます。
文の構造がしっかりと組めるとライテイングスピードの向上にもつながります。
多くのテクニックを併用することで、質の高い記事のライテイングが可能になります。
三段論法や心理学といった、直接的には関係なさそうな知識もしっかりと勉強していきましょう。
ライテイングスピードをUPさせたい場合は、以下の記事なども参考にしてみてくださいね。

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