アート好きなら知らない人がいないであろう、メトロポリタン美術館。
この度、メトロポリタン美術館の数十万点にのぼるコレクションがCC0(クリエイティブ・コモンズゼロ)で公開されました。
つまりは、フリー素材化したと捉えて問題ないのではないでしょうか。
見ているだけでも楽しい、古典的なアート作品の数々をクリエイティブな活動に活用することができるようになったんです。
しかも無償で使えるというのがとても嬉しいですね。
今回はそんな、WEBデザイナーはもちろん、世界中のアートファン必見のメトロポリタン美術館のCC0画像サーチ方法を徹底解説いたします。
目次
メトロポリタン美術館の画像を使いまくろう!
こんな画像や
こんな伝統的な日本の画像まで使い放題になってしまった、メトロポリタン美術館のコレクション。
元々著作権がきれている作品達なのですが、こうやって公開され活用されるようになったのはデザイナー、アートマニアにはとても嬉しいのではないでしょうか。
PinterestやWikimediaといった企業ともパートナーシップ契約を結んでおり、今後更に発展していくことが期待されています。
メトロポリタン美術館とは?
世界三大美術館の一つでもあるニューヨークメトロポリタン美術館(Metropolitan Museum of Art)。
1870年に設立され、その後1880年に現在のセントラルパーク沿いのアッパーイーストに移転し、増築が行われていきました。
自由の女神の台座などをデザインしたRichard Morris Huntによりデザインされたことでも有名です。
世界最大規模の美術館となっており、フランスのルーブル美術館に次ぐ世界第2位の来館者数を誇ります。
CC0とは?
CC0について ― “いかなる権利も保有しない”
CC0 とは、科学者や教育関係者、アーティスト、その他の著作権保護コンテンツの作者・所有者が、著作権による利益を放棄し、作品を完全にパブリック・ドメインに置くことを可能にするものです。CC0によって、他の人たちは、著作権による制限を受けないで、自由に、作品に機能を追加し、拡張し、再利用することができるようになります。
▶CC0について ― “いかなる権利も保有しない”
メトロポリタン美術館のCC0作品サーチ方法
▶Collection – The Metropolitan Museum
さて、いよいよ本題の、メトロポリタン美術館のCC0作品のサーチ方法をご紹介します。
とはいってもとても簡単です。
メトロポリタン美術館のコレクションに移動し、欲しい画像をサーチするだけ。
欲しい画像が見つかったら、すぐダウンロードはせずにCC0かどうかを確認しましょう。
画像の下にこのような表記があればCC0です。
もし、この表記がなければ、CC0ではないためダウンロードして使用しないように気をつけましょう。
Github上にメタデータ公開中
もしお目当ての作品があるかを確かめたい場合、GitHub上にメタデータが公開されているためダウンロードして確認してみるのもいいでしょう。
すでに膨大な作品点数になっているため、見るだけでもお腹いっぱいになってしまいそうですね。
メトロポリタン美術館の画像を使ってあなたの作品を更に芸術的に!
CC0だからといって何にでも使っても良いかどうかは、使用者に委ねられる所ではありますが。
気軽にダウンロードできるようになったというのは嬉しいですね。
デザイナーじゃない方も是非、無数にあるアート作品眺めているだけでもアートの勉強になるかもしれませんね。