半年前の求人に金髪の写メを送りつけて採用された時の話

目次

台湾面接奮闘記

元々日本に帰ってくる予定のなかったマンノです。

台湾という地で、何かできないかなと漠然と考えていました。

元々ライターと日本語教師で生計をたてていたのですが、語学学校の事務をやっている友人から

「日本人募集してる求人があるから応募してみたら?」

と求人情報を紹介してもらいました。

「日本人の社長」という情報以外にも

「留学生支援してるらしい」

「なんか色々してるらしい」

とざっくり聞いたのですが、

「求人広告もう剥がしちゃって手元にないから電話番号だけ教える」

といわれたので、全く何の会社か分からないまま電話をしてみることにしました。

あ、自撮りでいいか

電話をした後、面接の前に履歴書をメールで送ってくださいという事でしたので、

証明写真用意しないといけなくなりました。

台湾で暮らしてる期間は割と長かったのですが、

証明写真を撮る機会がなかったので何処で撮れば良いか分からない。

 

ていうか、今めっちゃ金髪。

 

どうしよう。どうしよう。
と1日、2日と悩んだ結果。

 

金髪は仕方がない。もうどうしようもない。

 

という結論になりまして。

それにここ台湾だから金髪でも行けるだろうと。

なんか根拠のない自信が湧いてきたので金髪のままで挑む事にしました。

そして、2日ほどたったのにまだ証明写真をどうしようかと悩み続けていた所

 

「iphoneアプリであるんじゃないか?」

 
幸いにも夜市で自撮り棒をちょうど買った所でした。

もうこれは自撮りでいいか

 

という事で写メを履歴書に貼付けて送信しちゃいました。

「もう手遅れじゃない?」

時期は年の瀬、友人と自宅でカウントダウンパーティーをする事となりました。

小心者の僕は

「面接って黒髪の方がいいかな?」

と友人に相談した所

 

「そりゃ金髪よりはいいんじゃないかな」

「でも履歴書の写真金髪で送っちゃったけど」

「じゃあ手遅れだね」

 

あ、もう手遅れなのか。

 

もうこれは金髪のままでいくしかないか。と決心できました。

半年前の求人でした

面接には金髪スーツ姿、パッと見、売れないホストみたいな格好で向かったマンノです。

時間にはしっかり10分前につき、面接に挑みました。

社長さんとの面接だったのですが、

ここで衝撃の発言

 

「半年前の求人がなぜ今って思ってるんです」
「え。半年前の求人なんですか?」

 

初耳すぎて動揺が隠せませんでした。

スーパーサイヤ人並みの金髪が一瞬でクリリンになる所でした。

社長がまた僕へと追い打ちをかけるように

「なんで今更問い合わせが来たのかびっくりしております」

 

とおっしゃっていただき、

完全なる負け戦じゃないかと心の中で思ってしまいました。

正直者は救われる

結局その後も

 

社:「弊社はどんな会社かご存知ですか?」

僕:「いえ、何も聞いてないので分かりません」

社:「(会社の説明ごにょごにょ)弊社の興味あります?」

僕:「あります!」

社:「給料いくら欲しい?」

僕:「○○円くらいは欲しいですねー」

と面接というか何だか良く分からない感じのお話を1時間していただき面接(?)を終えました。

手応えはなかったのですが、後日メールで採用のメールをいただきました。

結果オーライといえば結果オーライなんですが、

なぜ半年前の求人を紹介されたのか今だに疑問です。

さいごに

 

今正に就活に励んでいる方もいらっしゃると思いますが、

意外となんとかなるぞ就職!

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