参照元:国土交通省観光庁
国土交通省観光庁の発表によると、2015年の訪日外国人旅行者数は2014年より47.1%増と増加しております。
訪日外国人旅行者数の目標を2000万人から3000万人に引き上げるなど、インバウンド熱が更に加熱しております。
4年後のオリンピックに向けて、ますます増え続ける訪日外国人旅行者への対応はすでにお済みですか?
「ホームページは作ってるけど効果が現れてない」
インバウンド担当の方なら一度はそんな悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか。
- WEBサイトを作っただけ
- インバウンド需要に対応できていない
- 外国人旅行者にリーチしていない。
そんな状況に陥っていませんか?
日本国内ならまだしも、世界に向けて発信するのは一筋縄ではいきません。
- インバウンド事業用にWEBサイトを作りたい方
- インバウンド事業用にWEBサイトを作ったのに効果がでてない方
上記の方を対象に、必ず押させて置かなければいけないポイントをご紹介いたします。
目次
インバウンド事業を成功させるWEB制作のカギ
インバウンド事業向けのWEB制作を成功させる為のポイントを今回は
- 課題
- 対策
この2つに分けて詳しく解説していきます。
弊社ではWEB制作を行う上で必ず「課題」を洗い出します。
インバウンド事業向けに限らず「課題」が分かれば「対策方法」も見えてきます。
今回紹介する「課題」が自身のサイトにも当てはまってないか確認してみて下さい。
インバウンド事業向けWEB制作のよくある課題
まず初めにインバウンド事業向けWEB制作において、よくある課題をご紹介します。
インバウンド事業向けのWEBサイトは、日本国内向けのWEB制作とはまた違った課題があります。
普段のWEB制作と同じように、WEB制作を行っていないか今一度確認してみましょう。
多言語対応していない
参照元:国土交通省観光庁
インバウンド事業向けのサイトであれば「多言語対応」は必須です。
「多言語対応って英語だけ対応すればいいんでしょう?」
そんな勘違いをしていませんか?
今や「中国語」への対応も必須です。
国土交通省官公庁の発表によると、2015年の訪日外国人のうち51.6%が中国語圏という発表があります。
「英語」はもちろん「中国語」への対応も必須なのがデータからもお分かりいただけるかと思います。
さらに強固なWEBサイトを制作したいのであれば、弊社では「韓国」への対応をおすすめしています。
- 英語
- 中国語
- 韓国語
この3言語に対応させることで、訪日外国人のうちの約90%をカバーすることができます。
2015年の訪日外国人旅行者に当てはめると1776万人に対応することができます。
ただ漠然と「多言語」と英語だけに対応するのではなく、このようなデータからも「何語」に対応するかも検討しましょう。
外国語での問い合わせ対応ができない
多くのインバウンド事業向けのWEBサイトで
「外国語でのお問い合わせができない」
そんなユーザビリティの悪さが目立ちます。
- 中国語対応してるのにお問い合わせが中国語で出来ない
- 英語対応しているが、電話問い合わせが英語対応していない
あなたのインバウンド事業向けのWEBサイトもそのような状況になっていませんか?
WEB制作を行う上で「多言語化」と合わせて、「多言語化後どのようなサポートが可能か」も合わせて検討する必要があります。
WEBサイトはインバウンド事業向けに制作されているけど、リアルの部分が対応していなければ意味がありません。
実際にどのようなサポートが可能かも明確にしておきましょう。
インバウンド需要に上手く答えられていない
「多言語対応にすれば、それだけでインバウンド対策になる」
そんな甘いことはありません。
あなたが旅行に出かける際、旅行先に求めることが多々あるかと思います。
- 温泉に入りたい
- 美味しいものが食べたい
- 名所に足を運びたい
そういった要望が外国人旅行者の皆様にもございます。
インバウンド需要にしっかりと応えられるWEBサイトを制作できていますか?
インバウンド事業向けにWEBサイトを制作する場合、必ず「インバウンド需要は何なのか」も合わせて明確にしましょう。
ホームページが訪日外国人に知られていない
WEBサイトを作っただけでは海外のお客様には伝わりません。
訪日外国人旅行者の方へ「どのようにサイトを知ってもらうか」をしっかりと考えなければなりません。
日本国内のWEB制作でもSEO対策など、多くの施策を行う必要があるのです。
インバウンド事業向けのサイト制作を行うのであれば、必ず海外向けの施策も必要となります。
もしすでにサイトをお持ちでしたら、しっかりと外国人旅行者にリーチしているかも把握しておきましょう。
インバウンド事業を成功させるための対策
「課題」に関しては、理解していただけましたでしょうか?
ここからはインバウンド事業を成功させる為の対策をご紹介していきます。
上記であげた「課題」を一つづつ解消していくことで、インバウンド事業にフィットしたサイト制作が行えます。
多言語対応
課題の項目でも述べた通り
- 英語
- 中国語
- 韓国語
この3言語に対応することで、訪日外国人旅行者の90%をカバーすることができます。
特にインバウンドを狙う「ホテル」や「観光業」のWEB制作では対応必須といえるでしょう。
今では多くのWEBサービスで「翻訳」を行うことができます。
WEBサービスのメリットは「低価格かつスピーディー」な所にあります。
クオリティや安心感なども考えると翻訳業務を専門で行っている会社に頼むのもいいでしょう。
また弊社AWESOMEでは社内に
- 英語
- 中国語(簡体字・繁体字・台湾語)
- 韓国語
- ベトナム語
上記4ヶ国語の翻訳スタッフを抱えている為、多言語対応もスムーズに行うことが可能です。
多言語対応に関しては下記の記事でも詳しく触れています。
カスタマーサービスの多言語対応化
「多言語」に対応した後、カスタマーサービスの多言語対応も合わせて考えていきましょう。
最低限「英語」もしくは「中国語」での対応が必要です。
インバウンド事業向けに「多言語対応」したのに、海外からの問い合わせに返答できなければ本末転倒です。
そうならないためにも、外国語でのサポートが社内で可能か。
できないのであれば、外注できるかも合わせて検討しましょう。
お問い合わせから成約まで全てを「多言語」で対応できるようにしておきましょう。
訪日外国人へのリサーチを行いインバウンド需要の把握
インバウンド需要を把握するためには、訪日外国人や現地の方へのリサーチを行うのが最適です。
今ではインターネット上からのリサーチなども可能なため、リサーチが行いやすくなりました。
インバウンド事業のWEB制作に限らず、インバウンド需要を把握するのはとても大切です。
マーケティング戦略を考える上でも大いに役立つ為、適切なリサーチを行いましょう。
SNSを活用した知名度UP
インバウンド事業向けのWEB制作を行い、ホームページをどのように訪日外国人にリーチさせるか。
SEO対策だけではなく、SNSを活用したマーケティングも合わせて行っていくことが重要です。
特にInstagramを活用したインフルエンサーマーケティングは効果がコスパも高くおすすめです。
弊社でもインバウンド事業向けのインフルエンサーマーケティングのご提案も行っています。
発言力のある海外インフルエンサーを上手く活用することで、日本国内からは得ることのできないバイラル効果が得ることができます。
- インフルエンサーを使うコストがない。
- まずは自分でSNSを運用してみたい
という方もいらっしゃるかと思います。
そういった方は、instagramの運用をおすすめしています。
その理由は2つあります。
- 写真だけで世界にアプローチできる。
- 欧米、アジア問わずアクティブユーザーが増加している。
instagramであれば、主に「写真」が重要になってきます。
そのため、長いコメントを書く必要もありません。
また、アジア圏でも欧米圏でも変わらずアクティブユーザーが増加傾向にあります。
今一番アツイSNSといっても過言ではありません。
instagramであれば「日本語しかできないスタッフ」でも世界中にアプローチしていくことが可能です。
是非この機会に活用してみましょう。
インバウンド事業向けのWEB制作を今一度真剣に
WEB制作において重要なのは「どの層にリーチさせたいか」
インバウンド事業向けのWEB制作を行うのであれば、外国人旅行者にいかにリーチさせるかを考えなければいけません。
今回挙げた「課題」「対策」を今一度真剣に検討し、改善していく。
もしくは、これからWEB制作を行う際の参考にしてインバウンド事業に最適化されたWEB制作を行っていってくださいね。