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検索順位チェックツール「Serposcope」でSEO順位を無料で自動収集しちゃう方法

日々SEO対策を行ったりしていく中で、常に意識したい、チェックしておきたいのが

「検索順位」

SEOチェキ!といったサイトを活用して順位を日々検索する事も可能ですが、できればこういった作業は自動化したいですよね。
すでに世の中には沢山のツールが存在しており、ブロガーやSEO担当の間では一般的に使われてきました。

最近弊社でも取り入れだしたのが、「Serposcope」という完全無料の検索順位チェックツールです。
Serposcopeは予め登録しておいたキーワードを自動で毎日チェックしてくれ、グラフ化したり、チャートにしたりしてくれる優秀な検索順位チェックツールです。
対策キーワードが増えれば増えるほど、チェックする時間が増えていきます。
そういったときにSerposcopeのようなツールを活用すれば、自動で収集してくれるためコストの削減にも繋がります。
空いた時間で記事の作成や他の業務に回すこともできるため、SEO担当やブロガーさんなどは絶対に導入するべきツールです。
今回はSerposcopeの導入方法や便利な使い方などをご紹介していきます。

目次

Serposcopeを選んだ理由

検索順位チェックツールに求める条件

弊社では多くのクライアント様のSEOチェックを日々行っているため、検索順位チェックツールの導入は必須と考えました。
闇雲に検索順位を検索しているだけでは得られないデータをツールを活用することで、漏れなく収集するというのが目的でした。
そこで、以下の条件でツールを探すこととしました。

  • 追加可能URL数:無制限
  • 検索語数:無制限
  • サーバー上に設置可能
  • 自動チェックしてくれる

この4点を満たすツールを探すこととしました。

Serposcope vs GRC

日本国内だと、検索順位チェックツールは「GRC」が昔から有名です。
GRCの仕様や料金設定は以下の通り

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引用元:GRC

有料版だと、全項目が無制限になり9860円/年で使うことができます。
Serposcopeと悩んだのですが、Windows版しかないようでしたので、断念しました。
弊社にはWindowsユーザーがいないため仕方がありません。
その上、サーバーにも設置できないようでしたので、今回はGRCの使用は見送ることとしました。
そんな中、比較検討していたSerposcopeの導入を決定しました。

Serposcopeの特徴

Serposcopeは完全無料で使うことのできるオープンソースの検索順位チェックツールです。

  • 完全無料
  • 追加可能URL数:無制限
  • 検索語数:無制限
  • サーバー上に設置可能
  • CRONで毎日指定時間にスタート

求めていた条件を全てクリアしていました。
速攻でDLし、サーバーに設置をして運用をスタートし始めました。
検索順位の上下をグラフやリストで表記してくれたり、チーム全体で使うことが出来たりととても重宝しています。

特にグラフなどは、クライアントにSEO順位の上下を報告する際などにとても役に立ちます。
対策をしなければいけないキーワードなども一目瞭然になりますので、SerposcopeはSEO対策の良き相棒となりました。
完全無料でありながら、ここまでの機能を備えている検索順位チェックツールはSerposcope以外にありません。
日本語には対応していませんが、そこを差し引いてもSerposcopeは最高のツールです。

Serposcopeをインストールしよう

Serposcopeの説明はこれくらいにして、ここからはSerposcopeのインストールについて詳しく説明していきます。
Serposcopeはデフォルトでは英語圏用の設定となっています。
日本のgoogle.co.jpを使用するための方法や、エラーが出た時の対処法などもしっかりと解説していきます。

Serposcopeインストール方法

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まず初めにSerposcopeのサイトからDownloadに移動します。

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今使っているOSに合わせてプログラムをDLします。
今回はMacでの使用方法を説明していきます。
Windowは特にハマるポイントもありませんが、一点だけ。

SerposcopeはJava 1.8で作られています。

その為、MacであれWindowsであれJava 1.7以下の場合はJavaのインストールが必須です。
Javaはこちらからダウンロードすることができます。

Serposcopeの起動方法【Mac】

JavaもSerposcopeもダウンロードが完了したら今度は起動していきます。
Javaはファイルを展開するだけでインストールすることが出来ますが、Serposcopeは「ターミナル」から起動する必要があります。

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※インストールに関してはマニュアルも用意されているためこちらも確認してみましょう。

Macでターミナルを起動します。
スクリーンショット 2016 11 25 午後6 32 55

「黒い画面って難しそう。。。」

そんな方にも今回はわかりやすく説明しますのでご安心ください。

まず

java -version

とターミナルに入力します。

ここで

java version "1.8.0_112"

と返ってきたらJavaがただしくインストールされています。

もし1.7や1.6といった古いバージョンがインストールされている場合は、最新版をダウンロードしてくださいね。

次は、ターミナルに

java -jar 

と入力した後にエンターを押さずに先程DLしたファイルをドラッグアンドドロップします。

スクリーンショット 2016 11 25 午後6 47 13

スクリーンショット 2016 11 25 午後6 50 58

上記の様なターミナルの画面になるかと思います。
-jarとファイル名の間には必ず半角スペースを入れてください。
あとはエンターを押すだけでSerposcopeが起動します。

ブラウザに http://127.0.0.1:7134/と入力してみましょう。

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するとログイン画面が起動します。
これでSerposcopeのインストールは完了です。

Serposcope起動しなかった場合

先程のアドレスでは画面が起動しなかった場合はターミナルに戻ってみましょう。

スクリーンショット 2016 11 25 午後6 55 30

ターミナルの赤枠で囲った部分。
これが貴方のSerposcopeのログインURLとなります。
このURLを入力すれば先程のSerposcopeログイン画面が表示されるでしょう。

初期設定

ログイン画面からユーザー登録を行いSerposcopeにログインしてください。
ユーザー登録の方法は、WEB上に幾多とあるWEBサービスと変わりませんのでスムーズに登録できるでしょう。
ここでは、詳しく初期設定に関して解説していきます。

スクリーンショット 2016 11 25 午後7 04 09

まずメニューバーからADMINをクリックして管理画面を開きます。

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GENERALをクリックして以下の画面に移動します。

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色々と書かれていますが、設定する項目は以下の2つだけです。

Cron time (Server time = 19:04)

Cronというのはプログラムを何時起動するかという設定です。
弊社では業務終了後にプログラムが動き出し、出社した時には順位が出ている状態になるよう時間を調整しています。

CAPTCHA

Serposcopeの検索スピードを調整することができるのですが、なるべくBOTだとGoogleに気づかれないようにするためスピードを遅く設定するのが一般的です。

※BOTと認識されると画像認証の画面が表示されエラーが出るため

そこで以下のサイトと連携させることでその画像認証を突破してしまう機能がついています。

どのサイトも有料なんですが、$1〜$2/1000回で利用できるため、とても低額です。
実際にAnticaptchaを使っているのですが、しっかりと画像認証も突破してくれるためとても重宝しています。
Serposcopeを使う場合は合わせて活用するのがおすすめです。

Googleの設定

続いてGoogleの設定に移ります。

スクリーンショット 2016 11 25 午後7 22 24

左のメニューからGoogleをクリックして移動します。

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ここでも必要な設定項目は3つだけ。

Pause

Pauseは、Googleにリクエストを送った後、次のリクエストを送るまでの待ち時間です。
設定した時間の間をランダムで実行します。
デフォルトの設定は「Min=5 Max=5」となっています。
単位は秒なので、5秒毎にリクエストを投げる設定となっています。
あまりにも等間隔でリクエストを投げ続けるとすぐにアクセス制限をかけられてしまうため、余裕を持って設定しておきましょう。
弊社では「Min=20 Max=60」としています。

Fetch retries

ここではリクエストを投げた際、ネットワークエラーが起きた場合のリトライ数を設定できます。
デフォルトでも問題ありませんし、ネットワークエラーが起きたら別にそれは仕方がないと思う方は2回や1回でも問題ないでしょう。

TLD

TLDでは、検索順位をチェックするGoogleのトップレベルドメインを設定します。
デフォルトでは「com」に設定されているので、アメリカのGoogle検索結果を表示するようになっています。
これを「co.jp」と設定し直す事で、日本の検索結果を表示することができます。
特に日本以外の検索結果を必要としない場合はこの設定で問題ありません。

Device

Serposcopeでは「PCとモバイル」どちらの検索結果を収集するかを選択することができます。
後ほどキーワードを追加する時にも設定可能ですが、すでに決まっている方はここから設定しておきましょう。

Groupの追加

初期設定が終わり、次はいよいよキーワードの登録に移ります。
キーワードの追加に関しては、まずGroupの追加から行う必要があります。

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上部のメニューバーから「GROUPS」を選択しページを表示します。

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「New Group」をクリックしてグループを作成します。

※Group deletedって出ちゃってるのは気にしないでください。。

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こんな感じでグループをサクッと作っちゃいましょう。

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グループの作成が完了したら、次は検索順位をチェックするサイトを登録します。

「Add website」をクリックして登録します。

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今回はAWESOMEのサイトを登録してみます。

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無事にサイトの登録が完了したら次はいよいよキーワードの追加に移ります。

キーワードの追加

キーワードの追加は青いボタンが並んでいるメニューの中の「Add search」から登録できます。

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このような画面が出てきますので、キーワードを設定していきます。

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ここので埋めなければ行けないのは「Keyword」という項目だけ。
必要に応じて、DeviceやLocalなどを設定していきましょう。
またBulk Importからキーワードを複数一括で追加することも可能です。

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加古川 ホームページ 制作

兵庫 ホームページ 制作

個別指導塾 加古川

といったように、キーワードを改行で区切っていくことで登録が可能です。
※Excelなどから直接コピーした場合、タブの空白が入ることがあります。その場合エラーがでますのでご注意ください。

キーワードの設定が完了したら、後はCronで設定した時間になればキーワードチェックがスタートします!

Serposcopeはあなたのパートナー!

今回はSerposcopeのインストール方法を重点的にご説明していきました。
弊社ではさくらのクラウドにインストールすることで、PCを開いてない時でも駆動するように設定しています。
AWSに移行しました。

PCを開いて起動しているときしか使えないのは、不便ですからね。
是非サーバーインストールにも挑戦してみてください。
インストール方法は下記の記事で詳しく説明しています。

「Serposcope」をAWS等にのせて自動でSEOランクを収集させ続ける方法

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