日常の8割は中国語を話しています。
でも私にも中国語が一言もしゃべれない時期がありました。
タピオカミルクティーを注文したつもりが、ココアが出てきた思い出があります。
そんな苦水を飲まされる経験を乗り越えて、
今では中国語講師もさせていただいております。
さて、翻訳の仕事を度々させていただいているのですが。
- 翻訳料ってどうやって決定されるの?
- 翻訳って何してるの?
- 機械翻訳じゃダメなの?
と色々な質問をいただきます。
そんなハテナに関して今回は詳しくご説明していきたいと思います。
目次
翻訳ってこんな感じ
まず、私は日本語ー中国語翻訳を専門に行っておりますので、
英語やベトナム語、韓国語など、別の言語の場合はわかりません。
その辺りを踏まえて(多分一緒)読んでくださいね。
翻訳料の決定方法
まず、翻訳料の決定方法ですが、基本的には文字単価です。
一文字:15円(1万文字まで)
といった料金設定にしている会社がほとんどでしょう。
文字の計算方法は、「原文」もしくは「翻訳文」で計算されます。
この辺りは、翻訳会社によって様々です。
計算しやすいように、このような方式になっていますが。
料金の中には、技術料や人件費などが掛かってきます。
翻訳の作業工程
翻訳作業の内容を理解すると、
「どうして値段が高くなるか。」
というのが見えてきます。
まず、翻訳をする場合、バイリンガルであるというのが最低条件となります。
英語を話せない人は英語の翻訳ができません。
当然ですよね。
そんなバイリンガルが原文を翻訳する際には、
専門用語への知識が必要となるほか、辞書などを活用しながら、
一文字づつ原文と意味が変わってしまわないよう細心の注意を払いながら翻訳していきます。
弊社では、日本人と台湾人の2人で翻訳作業を行うため、
- 中国語⇨日本語
- 日本語⇨中国語
どちらも、ネイティブチェックが入ってからの納品となります。
ですが、ネイティブチェックのない会社も多くあるため。
予算や必要としているクオリティと相談しながら決定していく必要があります。
というのが、翻訳文はただ翻訳すればいいというわけではなく。
英語なら英語、日本語なら日本語の文章力と知識が必要となります。
翻訳に文章力が必要な理由
あなたが学生の頃、英語を日本語訳をしたら、変な日本語になってしまった。
そんな経験きっとあるはずです。
「変な日本語」にならないための、意訳して文章として整える能力も必要となります。
その他にも、原文の伝えたいことを限りなく100%に近い形で伝えるための、
原文への読解力も必要となります。
夏目漱石が「I love you 」を「月が綺麗ですね」と訳したというのは有名な話です。
小説家になる必要はありませんが、
翻訳する文章を背景も含めてしっかりと伝える為には、どのような文章を書くべきか。
そして、表現する為の文章力も必要となります。
翻訳する「だけ」ではいけない
以上のことから翻訳だけではないというのが理解していただけたかと思います。
翻訳家には
- 分野への専門性
- 文章力
- 各言語への深い知識
上記3点が最低限必要となります。
翻訳するだけではなく、原文をよりネイティブに伝わりやすくするのが、翻訳家の仕事です。
機械翻訳って実際どうなの?
機械翻訳って実際どうなの?とよく質問されます。
Google翻訳などの機械翻訳に任せられたら、コストもかからず素早いためベストです。
昔より精度は上がってますが、まだまだ人間ではありえないような翻訳ミスがおこります。
そのため、100%機械翻訳に任せるのは現状では正しい選択とはいえませんが。
コミュニケーションをとるための手段として、機械翻訳を活用するのはとてもいい選択でしょう。
機械翻訳したら面白い翻訳結果が出た!
なんて度々話題に上がるくらいですからね。
間違ってもお店や会社に使う時は、機械翻訳を使わないようにしましょうね!
翻訳会社の選び方。
最後に翻訳会社の選び方を簡単にご説明したいと思います。
関連する業種に強いかを判断材料に
弊社ですと、教育事業、IT事業やデザイン関連の案件を多くいただいてる関係から、
そのような業種への翻訳は得意分野です。
翻訳会社によっても抱えているスタッフの得意分野が違います。
値段だけではなく、どのような分野に強いのかも合わせて確認したいポイントです。
クラウドソーシングの良し悪し
最近ではランサーズやクラウドワークスでの発注も流行っていますね。
私もフリーで仕事していた頃は、ライターとして活用してきました。
受注も発注もした私の感想は、
クオリティを求めないなら選択筋としてあり。
フリーランサーの中からクオリティの高い人材を見つけるのは至難の技です。
実績が多ければクオリティが高いという訳でもないからです。
また、突然連絡がなくなったり、契約が切れてしまったりすることもありました。
そういった経験から、信用や質を買うと言った意味でも、
翻訳会社を探されるのがいいのではないかと思います。
でも、とても簡単な内容であったり、スピードを求めている場合、検討する価値があります。
中国語・台湾語・英語ならAWESOME!
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