失敗しないランディングページ作成法を100サイト解析したら見つかりました。

ホームページの運用施策で、リスティング広告を実施されるクライアント様も少なくありません。
その際に重要となってくるのが、ランディングページです。
クオリティの高い構成と高い訴求力を持ったランディングページは10%を超えるコンバージョン率を誇ることも少なくありません。

「何を伝えたいのかわからない」

「商品の訴求が上手くなされていない」

といったランディングページも多く見受けられます。
トライ&エラーを繰り返すことで、コンバージョン率の上昇をはかることもできますが。
リスティング広告費やランディングページの作成費用など、予算との兼ね合いなどもあるため、

「初期段階からある程度の成果を期待したい」

というのはクライアント様、誰しもが思う所かと思います。
失敗しないランディングページを作るためには、まず成功事例を解析することが重要です。
トライ&エラーを繰り返し続けている大手企業のランディングページを解析することでランディングページ作成の方法法が見えてきます。

今回は100を超えるランディングページを解析した上で見えてきたランディングページの作成法をご紹介します。

目次

失敗しないランディングページ作成法

ターゲティングを明確に行う

ランディングページを作成する前に、ターゲットの設定を明確に行う必要があります。

 

多くの項目から、一人の架空のターゲットを作成していきます。
▶ユーザー目線を手に入れるペルソナマーケティングの手順と分析手法を参考に作っていくと、質の高い顧客像を作成することができます。

また、それとは別に利益率の高い顧客層を設定していく事でランディングページの効果を更に高める事ができます。
顧客像が作成できたら、次はランディングページを作成する商材に関してのキーワードの選定を行います。

ランディングページのキーワード選定

成功しているランディングページには共通して「厳選されたキーワード」が行われています。
高いコンバージョンを得るためには、PPCキーワードの選定が最重要です。

キーワードプランナーの使い方に関しては▶Google キーワードプランナーでお宝※キーワードを発掘せよ!でも紹介していますので参考にしてみてくださいね。

SEOキーワードの選定とは異なる点があります。
PPCキーワードでは以下の2つのキーワードを選定します。

  1. 指名
  2. 検討

 

指名キーワード
商品名・サービス名を指名して検索するキーワードの事。商品名・サービス名が市場に浸透している場合とても有効。
検討キーワード
悩みの解決のために「商品・サービス」を検索しているキーワード。「過払い請求」「車 保険」「SEO 対策」といったキーワードがこれにあたります。

 

ランディングページからのコンバージョンを徹底的に上げる為に、選定したキーワードを中心に無駄なくキーワードを盛り込むことが重要です。

ランディングページにストーリーを持たせる2つの方法

ランディングページのキーワード選定、ターゲティングが終わったら、いよいよランディングページの作成です。
いくつかランディングページをじっくりと見ていくと、「ストーリー性」があることに気づきます。

 

成功しているランディングページの殆どが、上記の流れが組まれています。
もはや鉄板の流れなのが分かります。
フレームワーク的なランディングページ鉄板の構造を利用することで、成功するランディングページに限りなく近づく事ができます。

 

この4つに集中し、徹底的に詰めていくことが失敗しないランディングページ作成の近道です。
ランディングページを作る上で役に立つ、2つのライティングスキルをご紹介します。

AIDAの法則

 

この4つの頭文字から取られたAIDA(アイダ)の法則
ダイレクトマーケティングの世界において、鉄板の法則といわれており、知らない人はいない法則です。
消費者行動の基本的な法則とされているもので、1920年代に応用心理学者E,K,ストロング氏が提唱しました。
Memory:記憶が追加されたAIDMAというモデルが用いられることもありますが、ランディングページではAIDMAモデルを活用されることは殆どありません。
スマホで、すぐに購入することができる時代ですので、ランディングページにはフィットしないのが理由でしょう。
AIDAの法則を活用することで、購買決定プロセスに沿った提案をランディングページで行うことが可能になります。
読み手がスムーズに購入したくなるランディングページ作成を、AIDAの法則を使って作成してみましょう。

QUEST FORMILAの法則

 

ダイレクト・レスポンス・コピーライターのマイケル・フォーティン氏が考案したコピーライティングの法則です。
参照元:Want Better Copy? Go On A Quest!

先程紹介した「AIDAの法則」を元に作られています。
QUEST FORMURAは、すでに自身の問題や欲求がある程度明確な顧客が、問題解決策として「商品・サービス」を探している人に対して効果的なフレームワークです。

「英語を習いたい!」

と考えている人が、英会話スクールのランディングページに辿りついた場合、QUEST FORMURAを元に作られたランディングページだと、とても高い効果を得ることが出来ます。
自身の商材が、どのフレームワークがフィットするかを考え、フレームワークを選択していきましょう。

ランディングページの構成を理解する

コピーライティングにおけるフレームワークを理解したら、次はランディングページの構造を分析していきます。
大手企業がトライ&エラーを重ねた、「完成されたランディングページ」のほぼ全てが同じ構造で構築されています。
失敗しないランディングページを作るためにも、「完成されたランディングページ構造」を元に作成するのがよいでしょう。

ランディングページの構造

ランディングページの構造は大きく分けで3つのセクションに分けられます。

 

の3つです。
先程のそれぞれのセクションには、先程のコピーライティングのフレームワークを活用して作成されていく事となります。
それぞれのセクション毎に解説していきます。

トップコピー

トップコピーでは、ターゲットに響くコピーが必要となってきます。
商品を手に入れる事で得られる未来をターゲットに響くように作成していきましょう。
トップコピーではどうしても商品の特徴ばかりを並べがちです。

「世界一の技術!」

「グッドデザイン賞受賞!」

といった商品の特徴だけが並べられたコピーが目立ちます。
商品のメリット、特徴だけではターゲットの購買意欲はそそりません。
手に入れた先の未来をイメージさせるコピーを書く必要があります。

「10代の頃の肌が蘇る」

「あなたの家庭がラーメン屋に?たった10分の本格ラーメンスープ」

といった商品購入後をイメージさせるキャッチコピーを考えていこう。

80対20の法則

80対20の法則をご存知でしょうか?

レパートの法則とも呼ばれ、日本ではニハチの法則とも呼ばれるこの法則。
ランディングページの世界では、トップコピーを突破する割合が10人中2人程度と言われています。
トップコピーを魅力的かつ、更に読み進めたくなる文章や画像にすることで、この2人を3人、4人とすることができます。
コンバージョン率もそれに伴って2倍3倍と上昇していきます。

視線は左上から右下へ移動する

人間の視線は主に左上から右下へと移動します。
左上に伝えたい情報インパクトのあるコピーを掲載しているのはこれが理由です。

 

この2つを左上に配置するようにしましょう。
またトップコピーのすぐ下にコンバージョンに繋がるボタンを配置することで、コンバージョン率を高める事も出来ます。

ボディコピー

ボディコピーでは、ターゲットに商品が欲しい!と思わせるための要素が必要となってきます。

 

上記4つをランディングページ組み込む事で、ユーザーの購買意欲を上昇させます。

結果

「半年で10kg減」「英語がペラペラになる」「一人でWordpressが構築できるようになる」

商品を手に入れることで確実に得られるメリットを訴求します。
はじめに、結果を説明するのには理由があります。
初頭効果を狙ったものなのですが、初めに良い未来をイメージさせることや確実に得られるメリットを明示することで、強い印象付けを行う事ができます。

ランディングページに訪れたユーザーは

「どうなるの?わたしの求めてる結果は得られるの?」

という結論がすぐに得られなければサイトを離脱していまいます。
まずは、結果を明示することで、良いイメージの印象付けと離脱回避を狙います。

初頭効果を詳しく知りたい方は▶初頭効果・終末効果(親近効果)を活用した心理学的ライティングテクを参考にしてみてくださいね。

実証

実証は、「商品がなぜ効果がでるのか」という理由、根拠を示します。
あなたも商品購入をするとき、「なぜ効果が得られるの?」の「なぜ」が理解できなければ、信用もできないし購入する気にもなりませんよね。
実証セクションでは「なぜ」の解消を行っていきます。
具体的なグラフや競合他社との比較などを詳細に細かく掲載していく事で、理由・根拠を作り上げていきます。
多少長くなっても構いません。
具体的な数字、豊富な資料で商品・サービスのアピールを行っていきましょう。

信頼

日本人の多くの方がインターネット上の商品は危ないというイメージをもっています。
ここでは、結果実証で提示した情報の裏付けを行ないます。
TVショッピングなどでよく見られる

「青汁を飲んでから健康になりました」

おじいちゃん、おばあちゃんのコメント。が信頼セクションにあたります。
受賞歴、TV雑誌の取材歴、口コミ、商品購入者の声など商品購入後の未来に対するポジティブな意見を掲載することで、信頼の獲得に繋がります。

安心

最後に安心感をボディコピーの最後でユーザーに与えます。
家電であれば、「5年保証!」「送料無料!」「設置まで当社でおこないます!」といったコピーで不安を取り除いてあげましょう。

「本当にこれ以上お金はかからないのだろうか?」

「すぐ壊れてしまうんじゃないかな?」

「効果がでなかったらどうしよう。。」

といったユーザーが抱える不安を「安心して下さい!全ておまかせ下さい!」とユーザーに安心感を与えるセクションです。

クロージングコピー

最後に、コンバージョンに繋がる最も大切なセクションクロージングコピー
ランディングページをここまで読み進めて貰えたら何としてでもコンバージョンに繋げたいですよね。
クロージングコピーの最大の要は「オファー」の作成です。
競合他社のありふれた「電話・メールでお問い合わせ下さい」といったオファーではなく。

「たった1回の無料体験学習で、子供の成長が実感できます。」

といったオファーだと、「無料」「即効性」といったポイントから反響が大きく増える可能性があります。
ライバルが行っていないオファーを積極的に作ることがクロージングコピー作成の最大の要です。

限定感・緊急性の付与

「たった1回の無料体験学習で、子供の成長が実感できます。」

といったオファーだけではなく、あと一つコンバージョン率を上げる要素がほしい。といった際によく使われる典型的な手法があります。

限定感・緊急性を与える事です。
例をあげますと

 

とても古典的な方法ですが、コンバージョン率を高めることができます。
オファーの作成と合わせて導入してみましょう。

ランディングページ作成の上で気をつけたいポイント

失敗しないランディングページページを作成するにあたって気をつけたいポイントが幾つかあります。
フレームワークやコピーライティングスキルを駆使するだけでは気づけないランディングページ特有のポイントを解説します。

セクション毎にコンバージョンボタンの設置を

セクション毎にコンバージョンに繋がるボタンの設置を行ないましょう。
ランディングページを頭から最後まで全て読むユーザーはあまり多くありません。
また、最後にしかコンバージョンに繋がるボタンがなければ、それだけ機会損失にもなります。
ひと目で「ここを押せば問い合わせできる」といったボタンを複数箇所設置するようにしましょう。

簡潔・分かりやすい・読みやすいを徹底

特にトップコピーや、ボディコピーの見出しは簡潔かつ分かりやすく作り上げましょう。
文章量が多くなりすぎると、読まれない原因に繋がります

 

たった2つのポイントを意識するだけで、見やすく読みやすいランディングページに仕上がります。
多くの失敗しているランディングページでは、この2つのポイントで失敗しまっています。
注意して作成するようにしましょう。

失敗しないランディングページ作りを

たった1ページのランディングページで商品アピールし、購入へと繋げる。
リスティング広告と含めて考えると、とても奥の深い世界です。
失敗しないランディングページ作りを弊社AWESOMEでもサポートさせていただきます。
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お問合わせは無料、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

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