※2017/04/27 外部リンク、アクセス数について追記
SEO対策において、ベストプラクティスは日々変わり続け、SEO対策をする人によって考え方が違います。
なぜ人によって違うという事が起こってしまうのでしょうか?
あなたがSEO対策について調べた際に、全サイトで同じ事を述べている事もあれば、
全サイトでまったく違う事を述べている場合とある事に気づくでしょう。
どうして、このような状況が生まれるのでしょうか?
それは全てのSEO対策を行っている担当者が、異なる方法で結果を上げているからなんです。
ですが、ネット上には間違ったSEO対策を紹介している場合が多々あります。
どれが正しくて、どれが間違いなのか
それをしっかりと見極めるためにも、今回は専門家ですら誤解しているSEO対策をご紹介していきたいと思います。
目次
SEO対策の誤解!
Googleのインデックスやランク付けなどに関する、10の誤解。
2009年8月26日水曜日のGoogleのBlogでGoogleのインデックスやランク付けなどに関する、10の誤解。という記事が公開されました。
とても昔の記事ですが、今も昔もGoogleの企業理念や評価基準は変わっていない為。
今でもしっかりと押さえておくべき内容が記述されています。
今回はこの中からいくつか、特に誤解しやすいポイントをピックアップして紹介していきます。
サイト内に重複するコンテンツ があるとペナルティを受ける
あなた自身のサイト内の重複するコンテンツについて、過度に気にする必要はありません。Google は重複するコンテンツを無視することに長けています。重複するコンテンツのうち、検索結果に優先的に表示させたいページがある場合は、canonical 指定を使う など、Google がそのページに気付きやすいようにしてください。
コンテンツが重複しているとペナルティを受けるというのは、SEO対策の中でも基本として語られています。
ですが、過度には気にしなくても良いと述べられている通り。
必要以上に気にしなくてもいいのが現場です。
(あまりにもコンテンツが重複しすぎているとダメですが。)
コンテンツが重複してしまう事ってあまりなかったりするので、気にする必要はないかもしれませんね。
キーワードはできる限り沢山詰め込んだほうがいい。
キーワードの乱用 は Google のウェブマスター向けガイドライン違反です。いわゆる「理想的なキーワード密度」は存在しませんので、ユーザーのことを第一に考え、自然なコンテンツを作ることを心掛けましょう。キーワードを頻出させて、ユーザーが文章を読む際の邪魔にならぬよう、気をつけましょう。
キーワードを詰め込めば詰め込むほど良い訳ではないという事です。
SEOライティングにおいて、対策したいキーワードはなるべく多く文章に盛り込むべき。
そう言われ続けていますが。
これはあくまでもユーザーが読みやすく、かつ自然な形でキーワードを多く含めよう。という事です。
無茶苦茶にキーワードを増やし続け、読みにくい文章や、文章として破綻している記事は評価されません。
ユーザー目線にたって読みやすい文章をライティングする事を心がけましょう。
正しい (X)HTML の記述は、サイトのランク付けを上げる
実は、インターネット上のほとんどのサイトの記述に誤りがあると言われています。完全に正しい記述は全体の約 5% 以下とさえ言われています(英語)。ブラウザはこの状況に対応しており、検索エンジンも同様です。致命的に壊れた記述は非常に稀です。ただ、正しく記述されたサイトは、より多くのブラウザで適切に表示されますので、できるだけ正しく書くことをおすすめします。また、正しく記述すると、問題が見付かりやすくなり、修正も容易になります。
正しい記述でhtmlをマークアップしていく為に、コーディング規則などを設けている会社も少なくない事でしょう。
正しく書けるのであればそれが一番良いのですが、多少のミスは目をつむりますよ。
といった事がGoogleでは述べられています。
できるだけ正しく書く為に、勉強をし続けるのも重要ですね。
外部リンクが多いほどSEO効果がある
一昔前までは、外部リンクが多ければ多いほど検索エンジンでも評価され、高い順位を獲得してきました。
ですが、今では一概に外部リンクが多ければ良いという状況ではありません。
外部リンクの質が問われるようになってきたんです。
外部リンクをただ増やせばいいという時代では、サイト自体のコンテンツの質などは一切問われませんでした。
しかし、Google検索エンジンのアルゴリズム変更により、コンテンツの質が低いサイトは徹底的に検索結果から除外されるようになりました。
更に、過度な外部リンク施策(自動生成の外部リンクや不自然な外部リンク)に関してはペナルティ対象となります。
そのことから、今では外部リンクが多いほど良いという時代は終焉したといえます。
当然質の高い外部リンクに関しては、従来通り効果があるのは事実です。
今でも「外部リンクを増やしましょう」の一点張りでSEOの営業を欠けてくる会社には注意をするようにしましょう。
アクセス数が多いほど順位が上がる
アクセス数、クリック数が多いほどSEO効果がある。と誤解している方は少なくありません。
GoogleがSEO的に評価するポイントはページの質、内容の質です。
その為、クリック数やアクセス数がSEOの順位に影響には影響はありません。
外部リンクの件もそうですが、結局は質の高いコンテンツ、ユーザーが求めるコンテンツをいかに作り上げるかがSEO対策では重要になってきます。
ズルはせずに正攻法から良いサイトづくりを考える。
これがSEO対策で1番大切なポイントとなります。
さいごに
正しいSEO対策を行えている人というのはとても少なく、SEO対策会社ですら行えていない場合もあるくらいです。
SEO対策は確かに重要ですが、それよりも一番大切なのは良いコンテンツを作ることです。
手段が目的になってしまわないように、しっかりと優先順位をつけて行っていきましょう。