中国語・台湾式中国語(台湾華語)講師のマンノです。
中国語はもちろん、中国語圏へのインバウンドマーケティングもおまかせください。
中国語圏に対するSEO対策やインバウンド対策、インバウンドマーケティングの問い合わせが増えてきています。
問い合わせの中で特に多い質問が以下の2つ。
香港・台湾はどう対策をしていけばいいのか。
広東語と台湾語のホームページも作ったほうがいいですか?
中国には他にもたくさんの方言などもあり、SEO対策やローカライズ施策の際に、間違った対策をしてしまうと費用や時間の無駄になってしまいます。
インバウンド対策にしろ、SEO対策にしろ、間違った施策を行わない為にも、しっかりとしたリサーチや、知識が必要となります。
そこで今回は間違ったローカライズをしてしまわないためのポイントをご紹介いたします。
目次
台湾・中国・香港インバウンド対策の無知が招く大失敗
インバウンド対策はもはや、自分だけでは対策しきれないレベルにまで到達しています。
中国語圏だけに絞ったとして、「中国語」以外にもターゲット地域、ターゲット層に合わせたインバウンド対策が必要となってきています。
中国語の方言なども含めたインバウンド対策のポイントを解説していきます。
中国語の方言は「もはや外国語」。地域に合わせた対策を
日本にも関西弁、秋田弁、福岡弁、沖縄弁。
たくさんの方言があるように中国にも同じようにたくさんの方言があります。
ですが、日本と違うのが、そのどれもが外国語レベルで全く違う言語として確立されている。
といった点です。
例を挙げてみますと
日本語:すみません。
北京語:対不起 (トゥイプーチー)
上海語:対不起 (デヴァチ)
台湾語:歹勢(パイセー)
広東語:唔好意思(モウイーシー)
※上海語は上海。台湾語は台湾。広東語は主に香港・マカオ・広東省付近で使われる方言です。
といった具合に明らかに違う言語なのがわかっていただけるかと思います。
こうなってくると、中国のローカライズって物凄い大変で費用がかかるんじゃないか?
と疑問に思ってしまいますよね。
それに一つ一つの言語に対応させることって本当に可能なんでしょうか?
中国語対策の基本は標準語でOK
日本で学ぶことのできる中国語で全地域を対応させることが可能です。
中国の方言というのは基本的には字が存在していないため、当て字なんですね。
なので、地元のメディア広告などでは方言の当て字を使った広告というのがよく見かけられます。
これは他の地域から遊びにきた中国人であっても読めません。
ですが、標準語であれば、ほぼ全ての方が読むことが出来ます。
(お年寄りで標準語がわからない方もいらっしゃいます。私のおばあちゃんも台湾語しか話せません)
ですので、基本的には中国語の標準語に対応させておけば問題ないと考えていいでしょう。
簡体字と繁体字
じゃあ標準語だけ対応させればOKなら安く済むね!楽チンだ!
と思っていただけたかと思いますが、もし可能であれば
簡体字と繁体字どちらの字にも対応させておくのがベターです。
この二つの文字を見比べてみると、いかに全く違う字体なのかが分かっていただけるでしょう。
簡体字は中国本土で使われていますが、それ以外の地域では繁体字を使われている地域もたくさんあります。
ですので、簡体字は読めるけど繁体字は読めない。またその逆もあります。
もしも中国語圏全ての地域に対応させたいというのであれば、
この二つの文字に対応させるのが、ローカライズでの鉄則ともいえるでしょう。
中国語圏へのインバウンド需要のリサーチを行っていますか?
ネットが発達した今、日本に居ながらにしても現地リサーチを行うことが可能となっています。
ターゲット層が中国語圏のユーザーだった場合、リサーチを行っておきましょう。
訪日中国人、台湾人に絞って日本でリサーチを行うことも可能です。
しかし、ネットを活用したリサーチで現地民の要望をヒヤリングすることの方が生きたインバウンド需要を発見するきっかけに繋がるでしょう。
中国語ネイティブが対応する安心感
中国で本当に使える言語、文字、キャッチフレーズやサイト制作などは、どうしても日本人では分かりかねる部分がとても多く存在します。
弊社AWESOMEではそんなお客様の不安を解消いたします。
中国語ネイティブのスタッフがしっかりとコンテンツ制作を行うため、現地ローカライズにも完璧に対応させていただくことが可能です。
インバウンド対策にお困りの方や、中国語サイト制作をしたいとお考えの方は
是非一度弊社AWESOMEまでご相談ください。