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YouTube動画作成に必要な機材や機能を徹底解説

YouTubeと聞くと、ヒカキンやラファエルなど人気のYouTuberを思い浮かべる方も多いかと思います。
しかし近年企業の参入も増えてきており、集客や企業のブランディングとして活用するケースも増えてきました。
さらに、インターネット上の広告は画像から動画広告へとシフトしており、Youtubeに限らず動画需要が日に日に加熱している状況です。

動画広告は文字よりも圧倒的に多い情報量を顧客に伝えることができるため、商品の説明やブランディングにはとても有効な手段となります。
5Gがスタートすると、2時間の動画が3秒でダウンロードできるようになると言われているため、今のうちから動画作成の準備を進めておくと良いでしょう。

とはいえ、

「これから動画編集をはじめたい」
「何から揃えればいいか分からない」

そんな悩みをもっている方も多いはず。
今回は今まで様々な動画を100本以上作成してきたノウハウを元に、動画制作に必須の機材をご紹介します。

またYouTube動画制作とタイトルには書いていますが、インタビュー動画、CM撮影、Vlog撮影のような動画を作成したい方に向けて記事を書いていきます。
そのような動画を作成したい方は是非参考にしてみてください。

目次

YouTube動画作成に必須の機材

パソコンorタブレット

動画編集にパソコンは必須です。
Mac/Windowsどちらで作成することも出来ます。
最終的に出来上がる動画に差は生まれないため、予算や使い慣れているかで選択すると良いでしょう。

また、後述する編集ソフトをどれを使うかによって選ぶのも良いと思います。

さらに最近では、パソコンではなくタブレットで作成する方も増えてきています。
動画編集アプリも安価なため、とりあえず初めてみたいという方は、タブレットから始めるというのも良いかも知れません。

とはいえ、最終的に自分が作りたい動画や扱いたい素材から逆算して、パソコンのスペックを決めるのが一番です。
特にMacBook proを使用している場合は、後からメモリの増設やGPUの変更が出来ないため買い換えるしか選択肢がなくなります。
※eGPUを使用するという選択肢もありますが、メモリは増設できない。

最低限欲しいスペック

使用する動画素材や作成した動画の種類にもよりますが、基本的には使用する動画編集ソフトの推奨スペックを参考にすると良いでしょう。
Adobe Premiere Pro 必要システム構成

Final CutProX- 仕様- 

とはいえ、最低Final CutProXの最低スペックを参考にして組むと、モタついてストレスを感じることが多いので、最低限RAM16GB以上は積んでおくと良いでしょう。

「パソコンに詳しくない」
「メモリとか良く分からない」

という方はDAIVの動画編集向けパソコンとかがコスパ高くて良いと思います。
Macで同じ構成で組もうと思うと倍くらい値段しちゃうので、動画編集だけWindowsに乗り換えようか定期的に悩んでます。

カメラ

動画制作に置いて一番大切なのが、カメラです。
カメラの種類も色々とあるため、何を買ったら良いか分からないという方も多いと思います。
ここからはYouTubeに限らず、動画制作・動画広告制作に最適なカメラを解説します。

スマートフォン

最近のスマートフォンは本当に画質が良くなってきました。
4K撮影が標準搭載されるようになったため、とても高品質な動画がスマートフォンだけで撮影できるようになりました。
以下の動画などはiPhone 11 Proで撮影された動画です。

https://youtu.be/cM8DcCoZulw

 

https://youtu.be/bvtwWhKdxhM

これだけのものが撮れるのであれば、アイディア次第で何でも撮れる事が分かります。
まずは普段使っているスマートフォンから動画制作を初めて見て、物足りなくなったらカメラを買うという形で良いと思います。

インタビュー動画、セミナー動画、ちょっとした告知動画でしたら、スマートフォンだけで高クオリティの映像を作ることができます。
スタッフみなさまのスマートフォンで是非動画撮影をしてみてください。

ミラーレス一眼

スマートフォンよりも、もっと高画質、もっと背景がボケた描写を撮影したいとなった場合、選択肢にあがるのがミラーレス一眼です。
カメラを趣味としている人でしたら、すでにお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
最近のミラーレス一眼は動画性能も上がっており、特にPanasonicのLUMIX GH-5は動画機として支持を集めています。
ミラーレス一眼は関税の関係で30分間の録画制限があるのですが、それが撤廃されています。

TV番組も十分に撮れる画質なため、YouTubeの動画に限らず様々な場面で使用できます。

https://www.youtube.com/watch?v=V7DXuO9Z6Xo

 

とはいえ、30分以上も長回しで撮影することって、そこまで多くなかったりします。
30分の制限が気にならないのであれば、選択肢は他にも沢山ありますが、今ですとSONY αシリーズ一択なような気もします。

 

私自身PanasonicからSONYに移行したのですが、フルサイズセンサーの描写が本当にとても良い。
レンズが高すぎるのが難点ですが、SONYα7ⅢでYouTubeはもちろん、CM撮影までこなしている人もいるため、安心して使用できる機種でもあります。

ビデオカメラ

最後に動画撮影で選択肢にあがるのが、ビデオカメラ。
昔とは異なり、今はハンディカムでも手ブレ補正がかなり進化しており、ジンバルなどを使用しなくても手持ちでもぶれない動画が撮影できます。

カメラ本体でズームが可能なため、ミラーレスのようにレンズを別で買ったりする必要もないため、手軽に始められるのも魅力的。
レンズ交換はできませんが、osmo pocketは、サイズもかなり小さく、女性でも気軽に使用できるサイズ感です。
更にTV番組のロケ撮影で使用されるほど、しっかりとした画質で撮影できます。

動画編集ソフト

動画編集ソフトも色々とありますが、マイナーなソフトはチュートリアルやプラグイン、テンプレートなどが少なく、困った時に無駄に時間を食ってしまい効率が悪いのでおすすめできません。
また社内はもちろん、社外の方と共同作業する場合などに問題が発生する場合も多々あるため、なるべくメジャーなソフトを使うようにしましょう。

安いものだと無料のものもありますが、機能面で劣るものが多いため、基本的には以下の3つから選ぶと良いでしょう。

Adobe Premiere Pro(MAC/WIN)
Final CutProX (MAC)
DaVinci Resolve (MAC/WIN)

どのソフトを使っても、できあがる映像に違いはなく、機能や扱える映像素材も変わりません。
しかし、それぞれ設計思想が異なるため、同じ動画を作る場合でも、編集方法が異なったり、無駄に時間がかかってしまう事が多々あります。
そのため、自分の作りたい動画のスタイルに合った編集ソフトを選ぶのが大切です。

Premiere Pro

 

動画制作において、Premiere Proが使いこなせるようになれば問題ありません。
国内外豊富にチュートリアルが揃っているため、「こんな表現がしたい!」と思った時に、だいたいチュートリアルかテンプレートが転がっています。
他のAdobe製品との連携もとれ、AfterEffectを使用すれば、アニメーションやVFXといった凝った表現もできるようになります。

ただ、決して初心者向けとは言えず、学習コストが高いのが難点です。
機能もとにかく多く、何でも出来る分、初心者にとっては何から手を付けていいかも分からない難しいソフトと言えるでしょう。

そして何よりも価格が高い。
サブスクリプション方式のため、月額費用がかかってきます。
単体プランでも月額2480円
全製品使えるプランだと月額5680円
決して安い値段ではないため、動画運用を長期的にしたいと考える人向けかなと思います。

DaVinci Resolve

日本ではまだまだマイナーな編集ソフトですが、ハリウッド映画の8割はDaVinci Resolveを使ってカラーグレーディングの工程が行われているそうです。
色に関する機能に特化しているのかというと、そんなことは全くありません。
Premiere ProよりもUIが初心者でも非常に分かりやすく使いやすい設計になっており、カット割りはもちろん、サウンド、VFXまでオールインワンに編集できるようになっています。

Premiere Proよりも、簡単かつ複雑な色の調整が可能なため、私自身シネマティックな表現をしたい場合は、DaVinci Resolveでカラーグレーディングを行っています。

さらに無料版でも機能の殆どが使えるため、とりあえず動画編集をしたいという方はDaVinci Resolveを導入してみてはどうでしょうか。
有料版も買い切りのため、毎月費用が発生するということもありません。

Final CutProX

Appleが開発している編集ソフトのため、Macとの相性がよく、無料で付属するiMovieのUIの流れを汲んでいるため、初心者に優しい設計となっています。
テロップ等のテンプレートが豊富で、YouTuberの愛用者が多いソフトでもあります。
チュートリアルも多くYouTubeやネットに上がっており、何か困ってもすぐに対処できるでしょう。
Final CutProXも買い切りのため、Macを使用している場合、選択肢として上がってくるソフトです。

しかし、上記2つのソフトよりも機能面で多少見劣りする部分があるのが正直なところ。
とはいえYouTuber的な簡単なテロップや画像を乗せる程度の動画を想定している場合でしたら、必要十分なソフトです。

三脚

動画撮影に置いて三脚は必須です。
特にインタビュー動画などを撮影する時は、手持ちでの撮影はできません。

カメラがiPhoneでもミラーレスでも三脚は一つ用意しておきましょう。
またレシピ動画や商品撮影を撮影する予定がある場合は、俯瞰撮影ができる三脚を用意しておくと良いでしょう。
Amazonで1万円程度で購入できますが、分からなければヨドバシカメラとかに行くと詳しく教えてもらえます。

実物を見たほうが、実際にどれくらいの高さまで対応しているのかなどが分かりやすいため、一度見ておくほうが良いと思います。
またある程度のしっかりとした三脚でなければ、ちょっと接触しただけで倒れてしまう可能性があります。

1000円程度の三脚でも使えるのは使えますが、大切な機材を守るためにも、三脚は少し良いものを用意しておきましょう。

あると嬉しい機材

ここからはなくても良いけどあると嬉しい機材をご紹介します。
まずは、なしで初めてみて、必要と感じたら買い足すくらいで良いと思います。

マイク

iPhoneやカメラのマイクもしっかりと拾ってくれるのですが、ロケ撮影をしたり、カメラから距離が距離が空いている場合などはマイクを用意したほうが良いでしょう。
個人的にはRodeのVideoMicroが電源も不要で、音質も良く超小型なので重宝しています。
上位機種とかになると、電池が必要だったりするので、コスパや取り回しも考えるとこのあたりがベストかなと思います。

照明

編集時に明るさなどはどうとでもなるのですが、やっぱりあると嬉しいのが照明です。
特に商品撮影をする場合などは、ライティングで印象が全く異なるため、照明は用意しておくと良いでしょう。
しっかりと明るさを出してあげると清潔感のある印象にもなるため、明るさはブランディングとして動画を作成する場合は特に重要となります。

撮影をする場所で、どうしても暗いと感じる場合は、照明の購入を検討してみてください。
NEEWER CN-160 LEDなんかは安い上に、物凄く明るくLEDなので熱くないため、とりあえず買っておいても損はしないかなという照明です。

ジンバル

手持ちで撮影するとどうしても手ブレが気になります。
社内で撮影するインタビューや紹介動画でしたら、三脚を立てて何とかなりますが、
パーティーの様子やセミナーの様子、結婚式の記録や、ロケ撮影などの移動しながら撮影する場合はジンバルは必須となります。

編集ソフト上でスタビライザーをかけることも出来ますが、設定をミスると不自然な歪みが発生するためおすすめしません。
ジンバルを使用して、手ブレのない動画を撮影するだけで、映像のクオリティが一気にあがるため、iPhoneやミラーレス一眼で撮影する場合は用意しておくと良いでしょう。

「ジンバルだとスムーズすぎて不自然な気がする」という方もいますが、ジンバルで撮影しておけば後から手ブレを追加することと可能です。
編集の幅を広げるという意味でも、手ブレのない動画でとっておくというのはとても大切です。

YouTube動画作成はとりあえずやってみると良い。

YouTubeに限らずですが、動画作成はどんどんとハードルが下がってきています。
社内動画や動画広告など外注するのも良いですが、手元にあるスマートフォンで撮影できる時代です。
とりあえず一度撮影してみると良いのではないでしょうか。

ブランディングや集客、ノウハウを外に拡散するためのツールとして動画はとても有効です。
是非お持ちのスマートフォンから動画制作にトライしてみてください。

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